前回、「外国人向け介護福祉士試験（Care Worker examination）対策、始めました」をお知らせしましたが、どうやって介護が専門ではない日本語教師のわたしが対策しているのかをお話したいと思います。
「介護福祉士試験は、外国人も日本人と同じ問題を受ける」ということで、ルビがついている日本人と同じ問題を受けます。
（令和４年度筆記試験問題より）
今回は、日本語能力試験N４を合格していて、老人ホームなどで働いている外国人向けの講座なので、皆さんのレベルに合わせて、下のように分かりやすい日本語にして説明しました。
この文章の中で、一番ポイントになるのは、選択肢４の「まれ」です。
「めったにない」または「ない」と否定の意味になることを知っているかどうかが正解の分かれ道になると思います。
学習者の皆さんは、日ごろ高齢者の方々とかかわっているので、分かりやすい日本語にすると、わたしよりも知っていることが多くて、逆にわたしが勉強になります。
この問題はまだ分かりやすい方なので、次回はもっと長い文章の例を載せたいと思います。
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